…すごいみかんに出逢ってしまった。
「ひょっとこみかん」である。
ひょっとこみかんと私の出会いは、昨日のことだ。
近所のスーパーで一袋400円くらいで売られていた。
他の銘柄で売られているみかんと見た目は何ら変わりない。普通のみかんだ。
正直、みかんならどれでも良かった。
大きさと量ががちょうどいいからという理由で買っただけだった。
家に帰って試しに1個食べてみて、びっくりした。
なにこれ、めっちゃ甘い。
皮は柔らかく、ほろほろと解けそうな繊細さがある。
そんな繊細な皮のなかに詰まった実は、極めてジューシーだ。
缶詰?これ缶詰なの?というくらい甘い。
その甘さに取り憑かれ、1個、また1個と手が伸びる。
4つほど一気に食べたところで我に返った。
私は今まで、宮崎のみかんを侮っていた。
日向は「へべす」だと思ってた。
でも日向には、とんでもないキラーコンテンツがあったのです!
全国津々浦々で、これまでどれほどの農産物がブランド化されてきたでしょうか?
そして世の中に浸透することなく存在感を消していったでしょうか?
私はインターネットを通じて、声を大にして言いたい。
「ひょっとこみかん ここにあり」と。
30年以上生きてそれなりにみかんを食べてきたけれど、ひょっとこみかんが圧倒的に美味かった。
きみがグランドチャンピオンだ。
私はひょっとこみかんに、そしてこのみかんを作った生産者の皆さんに、ミカン・オブ・ザ・イヤーを送りたい。
連絡先とか知らないけれど、感謝の手紙を送りたい。
↓こんなかんじで。
拝啓 ひょっとこみかん生産組合のみなさま
ひょっとこみかん、大変美味しくいただきました。
昨日一袋買ったのに、今日同じ店でさらに二袋買ってしまいました。
こんなに美味しいみかんを作ってくれて本当にありがとうございました。
みかんの旬はそろそろ終わりでしょうか?店頭の在庫が日に日に減っていることが悲しいです。
もっと早く出逢いたかった。ひょっとこみかんを食べていたかった。
マジで来年は段ボールで買いたいです。
寒い日が続きます。お体だけはくれぐれも気をつけてまた美味しいみかんを作ってください。
この記事に出てきたフィギュア:メカトロウィーゴ(千値練)。みずいろが好きだ。▼
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