スター・ウォーズ フォースの覚醒より、新しいドロイドが仲間に加わった。
BB-8である。
R2-D2よりは小さくて、下のボールみたいなのがコロコロ転がって移動する。
雪だるまのような、丸い あいつ。
社会において、新参者があたたかく迎え入れられるとは限らない。
現状維持を望む者にとって、新しい流れは否定されることもあるのだ。
EP7の予告映像が公開されたとき、R2-D2やC3POを差し置いて画面に登場したのがBB-8だった。
この時の私の気持ちを率直に述べるなら「いいからR2-D2を出せ」だった。
BB-8が「推されている」ことは、映画公開前からうかがい知ることができた。
公開前だというのに、高価なラジコンまで発売されていたのだから。
R2-D2をこよなく愛する私にとって、BB-8の存在は脅威だった。
「ポッと出のドロイドに、R2-D2の代役が務まりまして?」などと、斜に構えて受け止めていた。
「よーし分かった、そんなに推すならお前の活躍を見せてもらおうじゃないか」などと思いながら劇場に赴いたのだ。
まずは、これまでの無礼をお詫び申し上げます。
BB-8、今までごめん。 きみ、めっちゃかわいい。
責任感が強く、文句も言わず、スカイウォーカーの地図を健気に守り続ける、いい子!!!!!! 100万点!!!!
先輩ドロイドを立てることも忘れていない。
与えられた任務は着実に遂行しつつ、ストーリーの要であるスカイウォーカーの地図の完成においては、先輩に花を持たせることも抜かりなかった。
劇場をでる頃にはすっかりBB-8に魅了されていて、ネットであの高いラジコンを買っちゃったわよ。
これ。
Sphero (スフィロ)BB-8
これねー、いいよー。
動きが映画そのまんま。
アプリを立ち上げている間は、充電ドックにいるときもキョロキョロしたり、ときどきムニャムニャ喋ったりするんですよ。
ルンバみたいに部屋の中を勝手にウロウロする機能があったり、スマホ越しにホログラム映像が再生できる機能もついてたりします。
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